校長あいさつ

 

 本校は、大正10年4月、1年制の大沼実業補習学校として開設されました。それ以降、幾多の変遷を経て、昭和23年4月に福島県立大沼高等学校と改称し、現在に至っています。昭和30年代後半から40年代には、普通科・農業科・家庭科(後に家政科)・畜産科を持つ一学年7クラスの規模でありましたが、地域の少子化の進行とともにクラス数が減少し、現在は普通科単科で今年度の入学生から一学年2クラスとなりました。歴史と伝統ある本校は、2年後に創立百年の節目を迎えることになります。
 本校では、校訓「誠実 明朗 健康」の下、「個々の生き抜く力を育み、地域社会を支える人材を育てる学校」を目指して、コミュニケーション能力の育成を土台に、「健全な精神の育成」、「学力向上と進路実現」を教育目標に掲げ、生徒が心身ともに健全で活力ある高校生活を送り、自立した社会人として成長していけるよう教育活動に取り組んでいます。
 校舎敷地は広大で豊かな緑に包まれ、校舎内は清潔で整頓されています。第1・第2運動場、第1・第2体育館や武道場、少人数学習向きの選択教室等の施設設備とともに、池や藤棚のある中庭、芝が整備され広々とした南庭(憩いの広場)、バラの生け垣とバラ園等の環境が整備されています。本校生は、落ち着いた雰囲気の中で、日々の授業はもとより、部活動や学校行事・生徒会活動等に取り組み、知識を豊かにし、コミュニケーション能力や規範意識を高め、進学に就職にと進路目標の実現に向けて高校生活を活気あるものにしています。
 部活動では、昨年度は陸上競技部が三重県で開催された全国インターハイに、レスリング部は東北大会に出場しています。このほか、これまで弓道部が東北大会に出場、演劇部は福島県高等学校演劇コンクールで優秀賞を獲得し、福島県高等学校総合文化祭活動優秀校公演にも出場しました。学校全体の部活動への加入率も高く、多くの部が県大会に進み、日頃の活動の成果を発揮しています。
 進路では、例年ほぼ三分の一の生徒が大学・短大に進学し、三分の一の生徒が専門学校に進学し、三分の一の生徒が就職しています。進路先が多岐にわたっているのが特徴です。生徒も進路希望実現のため教職員の熱心な指導の下日々努力しています。
 本校は、これからも教育目標の実現を目指し、生徒の着実な成長と進路希望実現のために、その役割を担っていきたいと考えております。今後とも、ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。(平成31年4月8日)

                                                                                                                                                              大沼高等学校長 齋藤 靖